TOKYOワクションアプリ
既報の通り、同準備会は東京ビッグサイトで開催する新C99(開催期間：12月30～31日)の参加者に対し、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種証明、またはPCR検査結果証明の確認を行い、その確認結果としてリストバンドの装着を求めることを予告していた。今回、具体的な実施概要が明らかになったかたちだ。
新C99の入場に必要なものは以下の通り。
新C99では、ワクチン・検査パッケージの確認を効率的に実施し、参加者が円滑に会場に入れるようにすることを目的として、東京都が提供する「TOKYOワクションアプリ」を利用する。
同アプリはプラットフォームとして「LINE」を利用しており、TOKYOワクションのLINE公式アカウントを友だち登録した上で、本人確認書類と接種記録の画像をアップロードすることで、アプリに接種記録を登録。この登録済みの画面を協賛企業の店頭で提示することで、割引やクーポンなどの特典を受けられる。複製防止のため背景がアニメーションし、画面をキャプチャしても利用できない仕様だ。11月22日以降、都民以外のユーザーも利用可能になっており、コミックマーケットでの利用についても東京都へ確認済みだという。
登録時にワクチン接種証明と本人確認が行われ、新C99の開催当日は同アプリの画面のみで素早く確認できるため、準備会ではアプリ画面での確認に協力するよう呼びかけている。
なお、東京都で確認作業があるため、新C99の開催当日に同アプリで登録をしても完了せず利用できない。このため、準備会は12月15日までの事前登録完了を推奨している。登録方法は準備会の告知ページ、または東京都が公開しているPDF資料を参照のこと。同アプリに登録する本人確認書類、接種証明の情報は東京都で管理されているため、準備会がこれらの情報を入手することはないという。
一般参加者については、新C99の一般参加者待機列に並ぶ前に、ワクチン・検査パッケージを実施。TOKYOワクションアプリの利用を推奨するが、接種証明の紙による確認にも対応する。この場合も確認の効率化・迅速化のため、すべての書類の情報が見えるように透明なクリアファイルに入れて、窓口のスタッフへ提示するかたちとなる。クリアファイルは窓口前で配布するが、数に限りがあるため、事前に用意するよう呼びかけている。
TOKYOワクションアプリを利用する場合、アプリ登録時に本人確認書類を東京都で確認しているため、新C99の開催当日に改めて確認は行わないが、チケットが本人のものであるかの確認は適宜実施する。
サークル参加者については、サークル入口で検温後にワクチン接種又はPCR検査結果の確認を実施。こちらもTOKYOワクションアプリの利用を推奨している。さらに、出展サークル専用通行証の裏面にある連絡先の氏名と一致しているかの確認も適宜行う。
いずれも確認が終了した参加者にはリストバンドを配布し、腕に巻くことを求める。なお、一般参加・サークル参加といった参加形態や、TOKYOワクションアプリの利用有無に関わらず本人確認を行うことがあるため、本人確認書類の携行は事実上必須となる。
案内の内容は多岐にわたり、入場に必要な資料についても留意事項があるため、詳細は新C99 Webサイトの案内ページなどを参照のこと。
