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MWCバルセロナ2021 – ファーウェイDay0グリーンフォーラム

[2021年6月27日、スペイン、バルセロナ] MWCバルセロナ2021で開催されたファーウェイ(HUAWEI)のDay0グリーンフォーラムにおいて、ファーウェイ西ヨーロッパのプレジデントである李鵬(デビッド・リー)は、EUの環境目標である温室効果ガス排出量削減を同社が強く支持すると表明しました。 今年のフォーラムでは、グリーン通信ネットワーク戦略の事例、および事業者がカーボンニュートラルを達成する上で直面する主な課題を扱い、ICT業界がいかに欧州グリーンディールを後押しし、デジタル技術が地域の持続可能な開発に貢献しているかにフォーカスしました。 李は当イベントの演説で、ICT業界がグリーンデジタル通信サービスを活用することで、いかに顧客をサポートできるかについて強調しました。「ファーウェイはICTソリューションにより、他業界が二酸化炭素排出量を削減できるよう支援しています。このICTによる機能強化を「カーボンハンドプリント」と呼んでいます。ICT業界による二酸化炭素排出量は総排出量の約2%にすぎません。しかし、ICT技術の活用により、世界の総排出量を最大20%削減することができます。」 また、李はファーウェイではワットの管理にビットを使用することに言及しました。ビットはデジタル情報の基本単位で、ワットはエネルギーの基本単位です。ビットを用いてワットを管理することは、デジタル技術の活用により、より効率的なエネルギー管理を実現することを意味します。「デジタル技術とエネルギー技術の統合により、AI、接続性、クラウドコンピューティングなどの最新の高度技術を活用し、エネルギー業界のデジタル化を実現します。」

フォーラムで歓迎演説を行う、ファーウェイ西ヨーロッパ プレジデントの李鵬 また、イベントに参加した他の多くの著名な業界関係者も現地のグリーン計画にはICTが非常に重要であることに言及しました。欧州議会議員のスサナ・ソリス・ペレス(Susana Solís Pérez)氏は「実際、あらゆる業界がデジタルソリューションの恩恵を受けることができます」と述べました。モバイル・ワールド・キャピタル・バルセロナのデジタル・フューチャーソサイエティ責任者のカリーナ・ロウペズ(Carina Lopes)氏は「ネットゼロ炭素排出量の達成だけでは不十分です。ICTおよび通信業界は社会をリードし、根本的に変革する力を備えています」と述べました。 GSMAの気候変動対策の責任者であるスティーブン・ムーア(Steven Moore)氏は、「政府に伝えたいメッセージとして、我々は自ら再生可能エネルギーに切り替えることは出来ません」と述べ、事業者が他業界の目標達成を支援するには、グリーンエネルギーに依存していることを指摘しました。 オランジュスペインのCTOであるモニカ・サラ(Monica Sala)氏は、ネットワークのエネルギー消費を削減し、ネットワークに再生可能エネルギーの使用を増やし、循環型経済への依存を大きくすることで、オランジュグループ独自の2040年のカーボンニュートラルの目標を達成する予定であるとコメントしました。同様に、テレフォニカでは2025年までにネットゼロ排出量の達成を予定しています。テレフォニカ・グループの運営変革ディレクターであるファン・マヌエル・カロ・ベルナ(Juan Manuel Caro Bernat)氏は、「1.5°Cのシナリオを超えて、二酸化炭素排出量を出来る限り削減してゆきます。そして、CO2吸収プロジェクトで、残りの排出量を中和します。」と述べました。 当イベントでは、他の業界関係者も高度ICT技術が複数の業界の状況を大きく変容させていることに言及しました。ビンテージ・タワーズ・スペインのマネージングディレクターであるブランカ・セーニャ(Blanca Ceña)氏は、デジタルツインを使用することで同社がタワーサイトの訪問の必要性を激減させたことに触れ、「5Gは社会、そして欧州にとっての大変革となるでしょう」と述べました。Omdia Informa Techのサービスプロバイダー運営 & IT主席アナリストのジェームズ・ クローショー(James Crawshaw)氏は、炭素削減がICT業界の新たな重要焦点となることについて、次のように説明しました。「炭素削減が新たな焦点です。業界ではエネルギーを節約して、炭素排出量を削減することが求められます。省エネの観点においては、絶対エネルギー消費の削減から、エネルギー消費の削減とエネルギー利用効率の向上の両方へと移行しています。炭素削減の観点において、データサービス単位当たりの炭素排出量がネットワークのグリーン化の新しい指標となりつつあり、炭素削減のロードマップをより良く管理するための適切な定義が必要です。」電気通信事業者は長年にわたり、世界的な持続可能性への取り組みを支持してきました。モバイル業界は、2016年に国連の持続可能な開発目標にコミットした最初の業界です。ただし、事業者がゼロカーボンの目標を達成するには、依然、ネットワーク変革に向けた大きな労力が必要です。ファーウェイの本日の発表は、当プロセスを支持する同社の決意を改めて表明するものとなります。 MWCバルセロナ2021は、6月28日から7月1日までスペインのバルセロナで開催されます。ファーウェイは、フィラ・バルセロナ・グラン・ビアのホール1のスタンド1C50で製品およびソリューションを展示します。詳細については、以下をご確認ください。https://carrier.huawei.com/en/events/mwc2021.

MWCバルセロナ2021 – ファーウェイDay0グリーンフォーラム