2021年にモバイル分野で最も読まれた記事は、「買って後悔しないスマートウオッチ最新モデルの選び方、その6つのポイント」だった。調査会社のMM総研によると、2020年度のスマートウオッチの販売台数シェアは米Apple(アップル)が54.5%で1位と圧倒的な人気を誇る。ただ最近では数千円で買えるものから10万円を超えるものまで選択肢が広がってきている。機能面だけでない選び方のポイントを解説した記事が多くのアクセスを集めた。
2位は「3大携帯キャリアの新料金プラン、ほぼ横並びに見えてそうではない理由」。2021年は携帯電話の料金競争が激化し、携帯大手3社が楽天モバイルに対抗したオンライン専用ブランドを相次ぎ打ち出した。NTTドコモの「ahamo」、KDDI(au)の「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」はほぼ横並びに見えるが、実は細かい仕様で違いがあることを解説した記事がよく読まれた。2021年末にかけて競争は落ち着いたが、2022年の春商戦では楽天モバイルが再び攻勢に出るとの観測もあり、今後も目が離せない。
3位は「3万円台以下で買って後悔しない5Gスマホ、3部門で徹底比較し総合ベスト3を決定」だった。2019年10月施行の改正電気通信事業法で端末割引の上限が規制され、近年は低価格スマホの人気が高まっている。4万円未満で最新の5G(第5世代移動通信システム)にも対応したスマホの実力を徹底比較し、注目を集めた。このほか、個別の端末では「BALMUDA Phone」「Xperia 5 III」「Yoga Tab 13」「Mi 11 Lite 5G」などを取り上げた記事が読まれた。iPhoneの新版「iPhone 13」を取り上げた記事は20位以内に入らなかった。
モバイルのアクセスランキング期間:2021年1月1日~12月17日順位 | タイトル |
---|---|
1位 | 買って後悔しないスマートウオッチ最新モデルの選び方、その6つのポイント |
2位 | 3大携帯キャリアの新料金プラン、ほぼ横並びに見えてそうではない理由 |
3位 | 3万円台以下で買って後悔しない5Gスマホ、3部門で徹底比較し総合ベスト3を決定 |
4位 | 出そろったeSIM、どう使えばスマホ料金を節約できる? |
5位 | バルミューダ初のスマホ「BALMUDA Phone」に10万円超の価値はあるのか |
6位 | コンパクトでハイスペックな「Xperia 5 III」、醍醐味はプロ向けアプリを使うところ |
7位 | レノボの新タブレット「Yoga Tab 13」、パソコンの外付けディスプレーとして試した |
8位 | 今夏のSIMフリーの主役になるか、4万円台でハイエンド級「Mi 11 Lite 5G」 |
9位 | 楽天モバイルのサポートは大丈夫か、筆者の「Rakuten Mini問題」は解決に半年 |
10位 | ahamo・povo・SoftBank on LINEは本当に「横並び」か、気になる違いを調べた |
11位 | 前評判が高かったグーグル「Pixel 5a(5G)」は買いなのか、実力を徹底検証 |
12位 | SNSで複数アカウントを使い分ける高校生、大人より進んだ意外な活用法 |
13位 | 相次ぐシニア向けMVNOの料金プラン、ahamoよりも得なのか |
14位 | ドコモが「非通信」サービスを次々終了、成長領域でも見限るワケ |
15位 | 超小型でもスマホの標準機能はフル装備、FeliCaも使えるSIMフリースマホ「Jelly 2」 |
16位 | 気化熱でどれだけ冷えるか、USB電源のパーソナルクーラー「ここひえ R3」を試す |
17位 | Web会議で文字起こし、ITライターの筆者が多用するアプリ「UDトーク」の実力 |
18位 | 見た目よりパワフル、モトローラ最薄・最軽量の5Gスマホ「motorola edge 20」の実力 |
19位 | 畳んで使えるスマホ「Galaxy Z Fold3 5G」はまるで手帳、不満はアプリの困った挙動 |
20位 | ソニーのイヤホン「WF-1000XM4」を自腹レビュー、ノイキャンはWeb会議に有益か |