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「開けゴマ」端末としてのHUAWEI P20 lite

「スマートロック セサミ mini」。ドアの内側にある鍵を開閉するサムターンに取り付けて使う。BluetoothやWi-Fiと接続して、スマホで操作する未来的なガジェットだ。ややモーター音の大きいのが気になるところ

 最近、Makuakeで(家人が)出資していた「スマートロック セサミ mini」が届いた。ドアの鍵のサムターンに取り付けておけば、BluetoothやWi-Fiを利用して、そのドアのそば、または外出先から遠隔で鍵を開閉できるというガジェットだ。

 物理的な鍵を鍵穴に挿し込むことなく、スマホだけで鍵をかけたり開けたりできるなんて、なんだか21世紀っぽい。

 持ち主である家人がメイン管理人としてオーナー登録をし、筆者はマネージャー権限をもらい、アプリインストールとアカウント登録を完了。セサミアプリをインストールしたのは、必ず持ち歩くメイン端末のiPhone Xだ。

 ところが最近、このiPhone Xのバッテリーの保ちが良くない。出先でパソコンを開く際には(データ通信量契約の都合上)iPhone Xでテザリングをするのだが、半日程度で20%を割り込んでしまう。

 大抵の場合、モバイルバッテリーを持ち歩くので、丸一日外にいても減りが気にならないのだが、ごくまれにモバイルバッテリーかケーブルのどちらかを家に置き忘れることがある。

 以前であれば、どうせやることはTwitterだし、「別のスマホがあるから……」と気にしていなかったが、家の鍵として使っている状態では話は別。家に入れなくなるかもしれないのだ。

「開けゴマ」端末としてのHUAWEI P20 lite

 バッテリーの保ちといえば、今持っている端末の中で、HUAWEI P20 liteの右に出るものはない。これにセサミアプリを入れておけば、不安要素を減らせるのでは? ということで、早速インストール。

 複数の端末に同じアカウントを登録できるだろうかという不安はあったが、その心配は必要なかったようで、インストールも登録もすんなり行えた。万が一、同じアカウントを使えなかったとしても、マネージャーアカウントが1つあるので、ゲストアカウント(上限99個)を発行して、それを登録すればいいだけなのだが。

アプリ上の画面タップで、鍵の開け閉めができる。1つのドアに複数の鍵があってセサミを複数使う場合は、「Lock All」や「Unlock All」ボタンで同時に操作可能。それぞれのセサミには名前をつけられ、我が家のセサミは「ごま」であるあまりにも名前が単純すぎないかと思ったが、これはこれで、某アザラシキャラに出迎えられたようで癒される

 ちなみに、セサミには「手ぶら解錠機能」があり、バックグラウンドで立ち上げておけば、スマホがポケットの中に入っていても、ドアに近づくだけで鍵を開けられる。高級車に搭載されているスマートキーのようで、とても愉快。また、ホテルの部屋の鍵のようなオートロック設定も(オーナーには)できるので、わざわざ鍵を締める必要もない。スマホはずっとポケットやカバンの中に入れっぱなしでOKなのだ。

 あまりにも快適で、“鍵”の存在を忘れ、HUAWEI P20 liteの充電も忘れてしまいそうなので、寝る前の充電台数チェックだけは、しっかり行いたい。

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