You are using an outdated browser. For a faster, safer browsing experience, upgrade for free today.

手頃な価格でインテリジェントなカメラを楽しめる「HUAWEI nova 3」

ラインアップを拡大するファーウェイ

 携帯電話に限ったことではないが、一般消費者が利用する製品はそれぞれのニーズに合わせたラインアップが求められる。機能や性能を充実させたハイエンドのモデルもあれば、コストパフォーマンスを追求した普及モデルも必要になる。ひとつの商品だけで、すべてのユーザーのニーズに応えるのは、なかなか難しいものだ。

手頃な価格でインテリジェントなカメラを楽しめる「HUAWEI nova 3」

 そんな製品のラインアップをスマートフォンで着実に拡充してきているのがファーウェイだ。当初は主要3キャリア向けのモバイルWi-Fiルーターなどで着実に実績を積み、スマートフォンでは「HUAWEI Mate」シリーズや「HUAWEI P」シリーズなどの最新モデルを次々と投入し、オープン市場において、ユーザーの支持を獲得してきた。

 今年は春商戦でau向けに「HUAWEI nova 2 HWV31」を供給したのを皮切りに、夏商戦ではNTTドコモ向けにフラッグシップの「HUAWEI P20 Pro HW-01K」を専売で投入する一方、au向けには「HUAWEI P20 lite HWV32」、ソフトバンク向けには「HUAWEI Mate 10 Pro」と「HUAWEI nova lite 2」も供給することになり、主要3キャリアでラインアップを展開することになった。オープン市場・MVNO向けに発売した「HUAWEI P20」や「HUAWEI P20 lite」などの内、「HUAWEI P20 lite」はトップクラスの売り上げを記録するなど、一段と勢いを増している。

 今回発表された「HUAWEI nova 3」は、今年7月にグローバル向けに発表された新モデルで、国内向けにはSIMロックフリー端末として、オープン市場向け及びMVNO各社向けに展開される。ファーウェイが販売するスマートフォンのラインアップとしては、フラッグシップの「HUAWEI P」シリーズと「Mate」シリーズが知られ、それぞれのシリーズには主力モデルのほかに、「HUAWEI P20 lite」のように『lite』の名を冠した普及モデルがラインアップされることが多い。

 「HUAWEI nova」シリーズは元々、若い世代を意識したシリーズとしてスタートしたが、発売される国と地域によっては「HUAWEI Mate」シリーズの『lite』モデルとして採用されることもあり、各シリーズの合間を補完するモデルとして扱われるケースもあるようだ。

 現在、ファーウェイの国内向けのラインアップとしては、NTTドコモの「HUAWEI P20 Pro HW-01K」を筆頭に、ミッドレンジの「HUAWEI P20」、普及モデルの「HUAWEI P20 lite」や「HUAWEI nova 2」などがあるが、今回発表された「HUAWEI nova 3」は価格的にも「HUAWEI P20」と「HUAWEI P20 lite」の中間的な位置付けになる。ただし、内容的にはフルHD+対応の6.3インチディスプレイに、上位モデルでも採用されたチップセット「Kirin 970」を採用し、カメラもメインカメラとインカメラの両方でデュアルカメラを搭載するなど、内容的にもかなり充実したモデルとして仕上げられている。上位モデルと比較しながら、内容をチェックしてみよう。

「HUAWEI P20 lite」(左)や「HUAWEI P20」(右)に比べ、画面が縦方向に大きい「HUAWEI nova 3」(中央)背面は3機種とも横向きにレイアウトされているが、「HUAWEI P20 lite」(左)と「HUAWEI nova 3」(中央)は中央に指紋センサーを備える。同じ青系のカラーだが、それぞれに特徴がある色合い