PCに求められるものは時代とともに変わってきたとは言え、在宅勤務(テレワーク)の流れが本格化して以降、その傾向は一段と顕著になってきたように思う。例えばビジネスで使われるノートPCは、高速な処理性能、持ち運びしやすい軽量ボディ、長時間動作という「速い・軽い・長い」の3拍子が揃っているのは当たり前だ。
その上で、オンラインでも仕事を円滑に進められる高い「機能性」に加え、テレワークとオフィス勤務のハイブリッドな働き方を支える1レベル上の「使い勝手の良さ」を実現しているかどうかも鍵になってきている。
ビジネスユーザーのニーズを満たすハードルが一気に高くなってしまった状況の中、以前から意欲的な高性能モデルをラインナップしてきたASUSは、まさしくこのテレワーク時代にマッチする1台を送り出した。第11世代Coreプロセッサを搭載し、14型で約995gの「ZenBook 14 Ultralight UX435EAL」(以下、UX435EAL)だ。価格は13万9,800円からとなっている。
このUX435EALが昨今のビジネスシーンでどう活躍してくれるのか、気になるところだが、単にビジネス現場のユースケースを想定してひと通り触れてみた、というだけでは説得力が薄い。そこで今回は、ビジネスの最前線で活躍するエグゼクティブの視点を取り入れて、筆者以外の評価も加えることにした。