PC作業をしていると、長時間使い続けることになるマウス。マウスの使い心地が悪いと、モチベーションも下がりますよね。
10年ぶりのアップデートとなったロジクールの『ERGO M575ワイヤレストラックボール』は、発売されると筆者の夫もすぐに購入するほど注目していたアイテム。
夫がトラックボールマウスを購入するのは、これが初めて。
正直なところ、一般的なワイヤレスマウスで十分満足している筆者からすれば、マウスが大きくなって使い心地が悪そう…というのが本音。
どのように作業が効率的になったのか、聞いてみることにしました。
ボタン1つでBluetooth接続、USBレシーバーが切り替え可能
夫の職場ではWindowsのパソコンを使用しており、自宅には仕事用のWindowsノートパソコンとChromebook、仕事と趣味の半々で使っているiMacを所持しています。
M1 iMacを購入したことで、画面の大きさから使用頻度が高いのはiMac。
しかしWindowsとMacを同時に立ち上げて並行利用する場合、マウスが使いづらいと感じていたようです。
ロジクールの『ERGO M575ワイヤレストラックボール』は、接続はロジクール独自のUnifyingUSB・Bluetoothに対応しており、本体裏にボタンがあります。
このボタンでBluetooth接続とUSBレシーバーを切り替えれば、WindowsとMacを並行利用しても同じマウスのまま操作が可能。
iMacではマウスを使って、ノートパソコンではタッチパッドを使って、ということがないので快適に作業をすることができます。
Excelなどの範囲選択や複数セル選択に便利
ロジクールの『ERGO M575ワイヤレストラックボール』では、新たに傾斜角度が付いたスクロールホイールも特筆すべき点。
指をより自然で快適な位置でホールドできる上に、クリックやスクロールも楽に行なうことができます。
従来モデルよりさらになめらかにトラッキングが可能です。
あまりトラックボールマウスに必要性を感じていない筆者でも、「これはたしかに便利」と思えたのは、Excelなどの範囲選択の作業。
一般的なマウスでは、ウィンドウ表示のときに、画面外にはみ出して選択位置を間違えるなど作業ミスが多かったのですが、トラックボールマウスでは範囲選択や複数セル選択で画面外の範囲までの移動がスムーズ。
マウスを動かさなくとも、なめらかで精確なコントロールが親指でできるので、ミスがない上にストレスフリー。
また、書類を読んだりウェブブラウジングをするときにも、一般的なマウスではキーボードで入力作業をする姿勢と同じく、椅子に浅く腰掛けた状態。
これがトラックボールマウスでは、背もたれに体を預けた状態でも快適に操作ができるのも大きなメリットとのこと。リラックスした状態でも使えるのは、特に仕事以外の時間には嬉しいです。
マウス自体は大きいがスペースの確保になる
並べてみると、一般的なマウスよりひと回り大きいトラックボールマウス。
しかし、夫の机は複数PCが置いてある上にさほど大きくないので、物理的にスペースが狭い。
トラックボールマウスは動かさずに使用できるため、机が多少小さくても問題なく使えるのも購入の決め手だったようです。
無駄がないシンプルなものが好きな筆者は、トラックボールマウスって大きいしボタンも多いし、ニッチなイメージでした。
実際には機能的で、その使いやすさは進化し続けていると、触れてみて知ることができたのでした。