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AI対応チップセットで新たな可能性を開く「HUAWEI Mate 10 Pro」

もうひとつのフラッグシップモデル

 グローバル市場はもとより、国内市場においても着実に存在感を増しつつあるファーウェイ。国内の各携帯電話事業者やMVNO各社にスマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーターなどを供給する一方、拡大が続くSIMフリー市場においても次々と新製品を投入し、トップシェアを獲得している。

AI対応チップセットで新たな可能性を開く「HUAWEI Mate 10 Pro」

 そんなファーウェイのフラッグシップモデルとして、昨年のHUAWEI P9の後継モデルとして発売されたのが「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 Plus」だ。Leicaとの協業によって開発されたダブルレンズカメラは、モノクロイメージセンサーとカラーイメージセンサーを組み合わせることにより、今までのスマートフォンにはなかった高いクオリティの写真撮影を実現し、各方面で高い評価を得ている。同時に、デュアルカメラは搭載していないものの、同じデザインコンセプトを継承しながら、よりリーズナブルな価格設定がされた「HUAWEI P10 lite」は、国内で販売されるSIMフリースマートフォンとして、もっとも好調な売れ行きを記録しており、幅広いユーザーに支持されている。

 ファーウェイのラインアップには、このHUAWEI Pシリーズと並ぶ形で、もうひとつフラッグシップに位置付けられるモデルがある。それが「HUAWEI Mate」シリーズだ。MateシリーズはコンパクトなボディのHUAWEI Pシリーズに対し、「大画面」「ハイスペック」「大容量バッテリー」という3つの要素を強化されており、国内市場向けにも「HUAWEI Mate 9」「HUAWEI Mate S」などが販売されてきた実績を持つ。なかでも昨年12月に発売された「HUAWEI Mate 9」は、昨年の「HUAWEI P9」と同じLeicaレンズを採用したダブルレンズカメラを搭載し、大画面スマートフォンのヒット商品となった。

 今回発表された「HUAWEI Mate 10 Pro」は、HUAWEI Mate 9の後継モデルに位置付けられ、今年10月に独ミュンヘンで開催されたファーウェイのイベントにおいて発表されたモデルの国内版となる。基本的な仕様はグローバルモデルと共通だが、日本語入力のサポートや国内キャリアの相互接続テストをクリアするなど、国内市場向けに最適化されたパッケージとなっている。発売は12月1日からとなっており、HUAWEI P10/P10 Plusと並ぶ、ファーウェイのもうひとつのフラッグシップモデルとして、広く展開される予定だ。