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NECや富士通が頑張れなければ米中5G戦争に勝利するのは中国だ 英国もファーウェイ排除に転換

独仏の判断にも影響

[ロンドン発]中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の次世代通信規格5G参入問題で、オリバー・ダウデン英デジタル・文化・メディア・スポーツ相は14日、下院で1月の限定容認方針から全面排除に転換したことを表明しました。

ダウデン氏は「5月、米商務省はファーウェイに新たな制裁を加えた。サプライチェーンに不確実性が生じ、5G機器のセキュリティーを保証できなくなった」と説明。イギリスの方針転換はドイツやフランスなど欧州連合(EU)加盟国の判断に影響を与える可能性があります。

NECや富士通が頑張れなければ米中5G戦争に勝利するのは中国だ 英国もファーウェイ排除に転換

これに対して中国の劉暁明・駐英大使は同日、「ファーウェイに対する英政府の決定は残念で間違っている。イギリスが外国企業に対しオープンかつ公正で差別のないビジネス環境を提供しているのか疑問だ」とツイートし、経済的な報復を匂わせました。

独統計サービス会社statistaによると、5Gの特許出願数はファーウェイが3147件で最も多く、サムスン電子が2位で2795件。ZTEは3位で2561件。あとはLG(韓国)2300件、ノキア2149件、エリクソン1494件、クアルコム(米国)1293件、インテル(米国)870件と続きます。

NECや富士通など日本勢はどこまで頑張れるのでしょうか。

(おわり)