バッテリー非搭載&有線LAN対応で、モバイル回線を据え置きで使うのに便利
アイ・オー・データ機器「WN-CS300FR」据え置き型でモバイル回線を使うWi-Fiルーター一般的なモバイルWi-Fiルーターは、持ち運んでWi-Fi子機を接続する用途が想定されており、小型でバッテリーが内蔵されているものがほとんどなのだが、今回紹介するアイ・オー・データ機器の「WN-CS300FR」は、バッテリーを内蔵しない据え置きタイプの製品だ。
長時間コンセントにつないでおいても過充電の心配がなく、筐体サイズにも余裕があるので熱を持ちにいので、安定した動作が期待できる。
製品パッケージの内容。簡単なセットアップガイドと初回設定用の情報カードが付いているまた、100Mbpsまでの100BASE-TXではあるが有線LANポートも1つあるので、Wi-Fiを搭載しないPCやAV機器なども接続できる。回線側の最大速度は、理論値で下り75Mbps、上り50Mbpsなので、この速度で十分なのだ。
背面に100BASE-TXの有線LANポートを備えている上部に3つのインジケーターがある。ほのかに光るだけなので光がまぶしすぎることもないSIMフリー端末であり、国内の4キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)に対応しているので、用途や予算に応じたデータ専用回線を契約して、SIMカードを用意すればいい。もちろんMVNOでも構わない。
契約回線は、PCなどを接続するなら“使い放題”のコースを選択するのがベストだ。使い放題とうたっていても、たいていは何らかの条件があるので、しっかりチェックをしつつ上手に使いたい。
もし速度制限がかかっても1Mbpsであれば、動画視聴の用途でも、何とか使い続けられるはずだ。