【A】製品によって異なるため、購入前にチェックが必要
Wi-Fiルーター（やアクセスポイント）へ同時に接続できる端末の数には限度があります。その推奨最大台数は、製品によって大きく異なります。
たとえば、バッファローのWi-Fiルーターのフラグシップモデル「WXR-6000AX12」は、同時に接続できる端末の推奨台数は36台までとなっています。一方、バッファローのスタンダードモデルである「WSR-3200AX4S」は21台で、10台以上の差があります。
実際に、Wi-Fiルーターを利用してネットワークに接続するのは、PCやスマートフォン、タブレットといった端末だけではありません。昨今では、テレビやゲーム機、あるいはスマートスピーカーなど、さまざまな種類の端末がWi-Fiでネットワークに接続するようになっています。
このため、Wi-Fiルーターを購入する前には、自宅でWi-Fiにつないでいる端末の数を把握しておくことも重要です。
バッファローでは、Wi-Fiルーターなど各製品のウェブサイトで、接続台数などの推奨利用環境を公開しているWi-Fiルーターの推奨接続台数を超えてWi-Fi子機をつなげた場合は、通信速度が低下するなどといったトラブルが起きることも考えられるので、もし今、通信速度に不満を感じているなら、まずは自宅のWi-Fiルーターの接続台数を確認してみましょう。
そして、新たにWi-Fiルーター購入の際には、将来的なことも踏まえて、接続台数をしっかり確認しておきましょう。
連載『“Wi-Fiの困った”を解決できる便利ワザ』についてスマホをWi-Fiに接続する方法は？ Wi-Fiがつながらない原因と解消法は？ Wi-Fiルーターの選び方は？ この連載では、これからWi-Fiを導入する人や、Wi-Fiを導入しているがトラブルを抱えている人に向けて「Wi-Fiの基本」や「トラブル解消のテクニック」をQ&A形式で解説していきます。
