モバイルモニターにもなるスマホとCo-workできる令和のポケットボードを衝動買いした
サムスンやファーウェイのスマートフォンは、充電兼用のUSBポートから付属のUSBケーブルで外部ディスプレーに接続することで、ミラーリング投影だけではなく、フルスクリーン画面のデスクトップ化機能である「Dex」や「EMUI」システムを搭載しているモデルが多い。
既にこれらのスマホユーザーの多くは、自身のスマホに昨今流行のモバイルモニターやキーボードを接続し、この機能を活用している人も多いだろう。
筆者が「令和のポケットボード」と呼ぶ製品は、このキーボードとモバイルモニター、内蔵バッテリーを一体化し、USBケーブル接続したスマホをCPU代わりに利用する“CPUレスモバイルPC”のような製品だ。
この製品の位置づけや機能が平成時代に登場しガラケー(携帯電話)をケーブル接続し、文字入力を加速、便利にする目的で開発され一世風靡した“ポケットーボード”(ポケットに入る小さなキーボード)に極めて似ているので筆者が勝手に命名したものだ。
既に、本コラムでも昨年9月に「Mirabook」、半年後の今年2月に「MobileBook」の2台をご紹介した。そして今回ご紹介するのは、従来の2製品より多機能化した令和のポケットボードだ。
令和のポケットボードの草分け的存在のMirabookはスマホ接続ケーブルエンベッド型。1.3kgを超える重量と価格がネックだ
1kgを切る最軽量のMobileBookはスマホと一緒に持ち歩いて便利に使える
で見かけて購入した「ポータブルモニター」は筆者にとってMirabook、MobileBookに続く3台目の購入商品となった。パッケージは、令和のポケットボード機能を全面に押し出したイメージではなく、ごく一般的なモバイルモニターと同様の名称である「Portable Monitor」と表記したパッケージに入って送られてきた。
単にコストの為の統一外箱の流用なのか!? ブランド名でもない“Portable Monitor”と書かれたパッケージに収納され送られてきた。謎だ!
販売会社の意図が何かあるなら、今回紹介するようなキーボード付き端末は、現在、コロナ禍における巣ごもり需要で急激に売り上げを伸ばしているモバイルモニター機能が主軸で、付加価値として「スマートフォンとの親和性の高さ」がウリの商品的位置づけなのかもしれない。