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アップルが中国スマホ販売で6年ぶりに首位、ファーウェイ後退

(ブルームバーグ): 米アップルは2021年10-12月(第4四半期)の中国スマートフォン販売で2015年以来初めて首位となったことが、業界調査で分かった。

カウンターポイント・リサーチの26日のリポートによれば、アップルは「iPhone(アイフォーン)13」の発売が奏功し、Vivo(ビボ)やOppo(オッポ)といった中国ブランドを上回る売れ行きとなった。華為技術(ファーウェイ)は同ランキングで順位を落とした。半導体不足や景気減速で生産も消費者需要も抑制されたことから中国市場の売上高は全体では9%減少したものの、アップルの販売は32%増加した。

アップルが中国スマホ販売で6年ぶりに首位、ファーウェイ後退

勢力図が変化した背景には、米国による制裁措置がファーウェイのスマートフォン事業に打撃を与えたことがある。ファーウェイは2020年に低価格帯スマートフォン部門「栄耀(オナー)」のスピンオフを余儀なくされた。オナーは10-12月期の売り上げランキングで小米に次いで5位だった。カウンターポイントの試算によれば、アップルの中国市場シェアは10ー12月期に過去最高の23%に達した。

原題:

Apple Tops China for First Time in Six Years After Huawei Fades(抜粋)

(c)2022 Bloomberg L.P.

Bloomberg News